おいしく食事をするのに、毎日活躍する「歯」。
専門家によると歯の値段は1本100万円、口の中全部で3000万円ぐらいだとか!
しかし、日本予防医学協会の調査では、日本人の歯に対する価値は他国と比べて低いんだと。
私もあって当たり前と思っていましたが、海外で歯痛に悩まされ考えを変えました。
歯医者は歯が”痛くない”時に行くもの
東南アジアで駐在していた時のことですが、突然奥歯の親知らずがめちゃくちゃ痛くなり、我慢できなくなりました。
ネットで調べて信頼できそうな日系の歯医者さんを見つけ、何度も通院して親知らずを抜くことに。
日本人の歯科医の方がみえて、治療自体はよかったものの、驚いたのは治療費。
なんと10万円以上の出費となりました。
ぼったくりなわけではなく、日本だと健康保険がきくので安くて済んでいるんですね。
これに懲りて日本に一時帰国した際には、必ず歯医者で定期健診とクリーニングすることにしました。
検診とクリーニングですので、あの怖いキュイーンでガリガリされることもなく、怖くないわけです。
むしろ、やさしい歯科衛生士さんが歯を掃除してくれるのは気持ちよく、うれしそうに歯磨きしてもらう犬になった気分でした。
年とって歯を残したければ定期健診を受けるべし
歯医者の定期健診でかかるお金は健康保険があれば数千円程度。
大人になって抜いた歯は、もう二度と元に戻らないことを考えるとささやかな金額。
スウェーデンでは国民の90%が定期健診を受けており、80歳になった時の歯の残存率は90%以上だとか。
私は虫歯も多い方で、今更ながら若いうちから歯のケアをしとけば良かったと後悔しています。
あなたもあなたのお子さんも、さっそく定期健診・クリーニングの予約をいれましょー。