逆風の時のやり過ごし方

精神衛生

なぜか調子が出ない、何をやっても結果がうまくいかないなんてことあるよね。

そんな時、今日はダメだと自暴自棄になって投げやりに対処するのか、

それとも、悪いなりにダメージを最小限にしつつ、引き分けや合格ラインギリギリを狙うのか、

あなたはどっちのタイプですか?

悪いときには悪いなりに、自分自身をマネジメントすることが大事

確か、テニスの大坂なおみ選手がこのようなことを言われていたと思います。

昔の大坂選手の試合を見ると、ノリノリの時は相手をボコボコにするのですが、メンタルが不安定になるとミスを連発し、叫び、ラケットを地面に叩きつけたりしていたことがありました。

これは大坂選手だけのことではなく、多くのテニストッププロ選手がフラストレーションに耐えられずにやってしまっていることです。(ちなみに私は大坂選手のファンです)

で、感情を爆発させ、叫んだり、物に八つ当たりして発散すると結果が良くなるかと言えば、その逆で力加減が雑になったり、リスクの高いプレーで一発で決めようとして自滅するのがほとんど。

大坂選手はこんなとき、「悪いときは悪いなりに自分自身をマネジメントする」ことの大切さを語っています。

イライラから満振りしようものならアウトどころか危険行為とみなされて退場なんてことも。

私なりに自分自身をマネジメントするを解釈すると、

・色々な引き出しを試してみる。
(例:フラット系の速いサーブが入らないから、スピン系のサーブに変えて確立重視にする。)

・悪い中でも、良いことを見つける。
(例:フォアハンドストロークはいまいちだが、バックハンドは割とイケてる。バックハンドを多用)

・ダメージを最小限にする。
(例:このセットは諦めて、体力温存とプレーの分析に集中、次のセットに勝負をかける。)

仕事がつらい人ほど運動を

スポーツは始めと終わりがはっきりしているが、仕事の場合はエンドレスに続いていく。

この長いトンネルはいつ終わるのか?このプロジェクトが終わったら、上司が変わったら、勤務地が変わったら、なんて藁にも縋るような期待しててみても役に立たない。

根本的な解決法はその事象の真因によるので、当事者にしか分からない。

なので、対処療法的ではあるけども、万人にお勧めできるのは、「運動すること」。

なーんだ、そんなことか、と言うかもしれないけど、私は極度の仕事のプレッシャーの中で、

「運動」に救われた。

意識的に「運動」することで、頭の中から仕事の堂々巡りを強制停止させ、空っぽにすることができた。

私の場合は、テニスだったり、水泳だったんだけど、好きなスポーツ、運動なら何でもいい。

私の知っているアメリカのビジネスパーソンが、出張中のホテルを選ぶときにジムが整備されていることを重視していた。

昔はなんかカッコつけだな、なんてイメージで捉えていたけど、ジムで汗を流すことで仕事のプレッシャーを頭から追い出し、意識的に自分自身をマネージメントしていると気が付いた。

今日の肝心

悪いときは、悪いなりに自分自身をマネジメントしよう。
特に仕事が辛い人は好きな「運動」をすることがお勧め。
「運動」をしている間は、頭の中を空っぽにすることで、心を休息させることができる。

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