「エポケー」って何なん?って思いますよね。
古代ギリシャの懐疑派の主張する哲学的態度で
エポケーとは「判断を留保すること」
哲学や心理学で使われている言葉で、この前初めて聞いたけど、実は無意識にやっているな~と
気が付いた。
小難しいことは置いといて、意識的に使うと実生活で役に立ちそうだよ
感情の暴走にポーズ一時停止を入れる
以前、海外子会社にいる時に、別の事業部の経営幹部から、否定的なメールを読んで憤慨した私。
上下関係から言えば、私のほうが下っ端ながら、「こちらに理がある!」と勝手に憤っていました。
当時の自分の上司に相談しました。

私
あれは、おかしい!
反論のメールを送っていいですか?

上司
やめとけ。
相手は経営幹部。上下関係を考えろ

私
はい。
しょぼーん
後で考えれば当たり前だけど、サラリーマン社会で上役である経営幹部に喧嘩売るなんて、
あり得ないんだよね。
半沢直樹が人気なのは、現実社会ではできない鬱憤晴らしをしてくれるから。
衝動的に反論メールを送らずに、頭を冷やして良かった。
判断を留保して上司に相談したことで、致命的なミスをせずに済んだよ。
あと、別の上司が言っていたけど、そんな時はテキストファイルに思いのまま書きつらうんだって。
もちろん、メール送信はしない。
好きなだけ吐き出したら気持ちはスッキリ。
大事なのは衝動的に行動せずに、時間をおくこと。
意識的にぽけーとして、エポケーする
哲学用語の「エポケー」
なんか語感が柔らかく、擬態語のように思いません?
もしくは英語の「~する」という接頭辞 [en]+ぽけー。
カチンと来ることは事欠かないと思うけど、一緒に[en]+ぽけーしてみません?
今日の肝心
一度口に出した言葉は戻せない。
感情的に行動すると後悔することが多いもの。
カチンときたら、まずエポケー(判断留保)するのがいい。
意識的に阿保になる[en]+ぽけーと思えば、楽しくなるよ。