~補助金制度を使って、賢く、かつ慎重に挑戦を選んだ歩みです~
なぜ50代の私が「2つの国家資格」を同時に目指すことになったのか
こんにちは、神西 仁です。
「組織の看板」を下ろし、自分の名前で生きていくと決めたとき、
私は「武器」となる国家資格を持つことを決意しました。
現在は、社会保険労務士と登録日本語教員(日本語教師)という
2つの資格取得に向けて日々奮闘しています。
「欲張りすぎじゃないか?」
「50代でそんなに詰め込んで大丈夫?」
そう思われるかもしれません。
今日は、私がこの2つの道を選んだ経緯と、
並行して勉強を進めることになった「意外な裏話」をお話しします。
候補に残ったのは「社労士」と「日本語教師」
最初に資格取得を検討した際、
週刊ダイヤモンドなどの雑誌を読み漁り、
行政書士や司法書士、中小企業診断士、
フィナンシャルプランナーなど
さまざまな士業を調べました。
その中で、自分のこれまでの経験や特長を活かせそうで、
かつ「興味を持って勉強を続けられそうなもの」という
視点で絞り込んだのが、社会保険労務士と日本語教師でした。
しかし、それぞれに悩みどころがありました。
- 社会保険労務士:合格率が6%前後という難関資格であること。
- 日本語教師:当時はまだ、取得後の仕事のイメージや報酬面での不安がありました。
そんな私の背中を強力に押してくれたのが、ある「制度」との出会いでした。
決め手は「リスキリング補助金」と「今しかない」という直感
迷っていた時期に、たまたまネットで見つけたのが
ヒューマンアカデミーの「日本語教師養成講座」でした。
驚いたのは、経済産業省の
「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」です。
対象講座を修了すれば50%、
さらに一定の要件を満たす転職をすれば20%、
最大計70%ものキャッシュバックが受けられるというのです。
対象は日本語教師やCAD、WEBデザイナー、プログラマー等でした。
さらに背中を押したのが、以下の条件でした。
- 「在職中」でないと申し込めない制度であること
- ヒューマン独自の受講料20%オフのキャンペーンが月末までだったこと
- オンライン授業など、今の時代に合った働き方が見えたこと
- 国家資格化が始まったばかりで、今なら門戸が広いと思われること
「これは今、申し込むしかない!」 そう直感し、
まずは日本語教師への挑戦を優先させることにしました。
偶然の出会いと、自分の中にあった「本音」
日本語教師の勉強を始めて数ヶ月。
カリキュラムの合間に、ちょうど2ヶ月ほどの「隙間時間」ができました。
「時間がもったいないな」と思っていた矢先、
偶然ある社労士の方とお話しする機会があったんです。
これまでの仕事や考えを話すと、その方は、こう言いました。
「あなた、社労士に向いているかもしれませんよ」
その言葉を聞いた瞬間、心の中で「やっぱり!」と叫んでいました。
一度は諦めかけた社労士への想いが、再び燃え上がった瞬間でした。
彼曰く、50代会社員ならではの落ち着き、労務管理経験、
傾聴の姿勢が社労士の業務に活かせるということでした。
もちろん、「向いている」からといって受かる試験ではありません。
でも、この隙間時間を活用して少しでも早く始めれば、
3年計画で合格を狙えるのではないか……。
そう考え、当初から検討していた
「資格の大原」の通信講座にも申し込むことを決めました。
2つの並行は「無謀」ではなく「慎重」ゆえの選択
2つの国家資格を並行するなんて、
よっぽど自信があるのか、
あるいは試験を舐めているのか
と思われるかもしれません。
でも、私はそのどちらでもありません。
私は石橋を叩いて叩いて、手が痛くなるような、
超がつくほどの慎重派です。
社労士の試験は、私にとって「フルマラソン」のようなものです。
順位は追わず、日が暮れるまでに完走する。
3年越しでなんとかゴールに辿り着く。
そんな長期戦の覚悟で挑んでいます。
皆さんに伝えたいこと
今、振り返って一つだけ
反省していることがあります。
それは、
「もっと早く、会社にいる間にコツコツ始めておけばよかった」
ということです。
退職してから慌てるのではなく、
在職中に計画的に準備しておくのが
最善だったな、と痛感しています。
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結びに
50代からの学び直しは、
正直しんどいです。
小学一年生に戻った気分です。
しかし、老若男女、いろいろなキャリアの方と
机を並べるのは刺激になります。
苦しみながらも、
どこか面白がりながら道を拓いていけたら。
「意志あるところに道あり」
共にがんばりましょう。
店主・神西 仁より



