看板を下ろした日、私は「何者」でもなくなった。
組織の看板、その重さと残酷な席順
入社して30余年、製造管理の最前線で「組織の看板」を背負ってきました。
海外駐在、マネージャーという肩書きとプライド。
それはずっと続くような気がしていました。
しかし、ある日の本社会議で、思い知らされました。
会議室に入ると、席順が変わっていたのです。
かつての同期や部下が昇格し、彼らが上座に座っている。
私の席は、部屋の隅、後ろの方に何気に用意されていました。
そのとき、自分の会社での役割は終わったのだと気づきました。
正確に言うと、分かっていたのに、気が付かないふりをしていただけでした。
私が見上げていた「坂の上の雲」は、いつの間にか下り坂に変わっていました。
悩んだ末に、早期退職を選びました。
しかし、組織の看板を下ろしたとき、手元に残ったのは、
何のも肩書きも信頼を証明するもののない、ただの50代の男という現実でした。
「組織の業績」から「自分の人生」のマネジメントへ
これまではマネージャーとして、組織の業績目標を達成するために心血を注いできました。
チームを動かし、数字を管理し、業績を最大化する。
それが私の仕事でした。
しかし、これからは違います。
今後は自分の能力をアップデートして、家計管理して、人生のQOLを最大化する。
「自分自身の人生」をマネジメントするのです。
私は日経新聞やビジネス本を愛読していました。
会社での現場経験とビジネス本で学んだ思考法、日経新聞から読み解く時代の流れ
そこから、人生後半の出口戦略を立てる。
その具体的な手段が、私にとっては 「学び直し」 でした。
三人の分身と、泥臭い挑戦
このブログには、居酒屋「肝心屋」が登場します。
そこには等身大の仲間がいます。
悩み足踏みする浩一、現実を突きつける智やん、純粋さと笑い飛ばす力を持つケイタ。
彼らは、私の中にある「苦悩」「現実」「希望・良心」の分身です。
私は今、彼らと共に、社会保険労務士と登録日本語教員という
「二つの国家資格」に挑んでいます。
これは組織の看板でなく、自分の看板で誰かの
役に立ち続けるための再武装です。
正直に言えば、50代にもなって受験勉強はしんどいです。
本当に合格できるのか?
人生の残り時間を考えたら、無駄じゃないのか?
自分の中の悪魔が囁いてきます。
そんな泥臭い、格好悪いところもお見せすると思います。
この挑戦のプロセスが、同じ悩みを持つあなたの役に立てば幸いです。
共に、人生後半のアイデンティティを創りませんか
私がここで紹介する資格学校や行動の指針としたビジネス本たちは、
単なる広告ではありません。
私が実際に身銭を切り、時間を投じて、自分を実験台とした数少ない相棒たちです。
「実践した者しか分からない価値があります」
このブログは、成功者の自慢話でもエアプレイでもありません。
今まさに、下り坂で踏ん張り、よじ登ろうとしている男のリアルな日々です。
「意志あるところに道あり」
昔、人生に躓いたときに、旧友がくれた言葉です。
苦しみながらも、どこか面白がりながら、道を拓いていきます。
よろしければ、お付き合いのほどお願いします。
真面目な実利記事も書きますが、
疲れているときはクスッと笑える居酒屋「肝心屋」の
暖簾をくぐるところからお付き合いください。
店主・神西 仁より

